当社のクレドに

『世の中には偶然はなく

全ては必然』

という言葉があります。

昨年末のことですが

全ては必然と改めて

実感することがありました。

当社スタッフの山下が

引っ越しのため

当社部長の堀江と私竹村と

3人で、

物件探しに行ったときの

ことです。

不動産屋さんが停めていた

横の車の下から

「ミー、ミー、ミー」と

仔猫の鳴き声がしたのです。

車の下を覗いてみると

ちっちゃなちっちゃな

三毛猫ちゃんが

ちょこんと丸まって

助けを求めていました。

近くに母猫がいる様子もなく

飼われている様子もなく

毛並みも悪く細々でした。

実は3人とも動物好きで

特に山下は猫を迎え入れたい

気持ちがあり

それもあって新しい物件を

探していた最中だったのです。

12月の寒空の下にいる仔猫を

放っておくことは

できません。

これは必然だ！と

山下がお世話することを決めて

あの手この手で

保護しました。

身体は冷え切っていて

即キャットクリニックに

連れていき

診ていただきました。

体重680gの

女の子でした。

何日か食べていなくて

胃の中は空っぽ。

仔猫の肉球には

人間がポイ捨てしたガムが

くっついていたりと

とても可哀想な状態でした。

寒い外でひとりぼっちで

よくがんばったと思います。

風邪と脱水もあり

しばらく病院で

預かっていただくことに

なりました。

キャットクリニックでは

丁寧に診ていただき

至れり尽くせりで

看護師さんもキャット先生も

たくさん可愛がってくださり

大変お世話になりました。

もしあの時に

「ミーミーミー」と

鳴いていなかったら。

もしあの物件を見に行って

いなかったら。

もしあの駐車場に

車を止めなかったら。

この子を見つけることは

できませんでした。

今では山下家で

大切に育てられ

すくすく成長しております。

体重680g→1200gに

なりました。

山下がこの仔猫と

出会ったのは必然で

意味があることだと思います。

そのように

起きることは全て必然で

自らが引き寄せています。

良いことが

たくさん起きるよう

良い種を撒き続けていきます。

calmia 竹村幸子