カルミアスタッフのブログ
お客様のお悩みの中で
「暖房機器による肌の乾燥」
をよく耳にします。
エアコン、石油ストーブ
ガスストーブなど
さまざまな暖房機器がありますが
それぞれ乾燥度合いが違うのを
ご存知ですか?
空気の温度によって
空気中に含まれている
水分量が違います
温度が上がると
含まれる水分量もが増えます。
これを飽和水蒸気量といいます。
仮に室温が10度で
50%の湿度だったとします。
この状態から
室温が20度になった場合、
飽和水蒸気量も上がるため
湿度が25%になります。
暖房を使用し
室温が上がれば
必然的に湿度が下がる
ことになるのです
中でもエアコンは
室温をあげ、
さらに風が出るため
特に乾燥を感じやすいです。
(加湿機能付きエアコンは
乾燥しにくいと言われています)
それに比べ、
石油ストーブ・ガスストーブは
燃料を燃やす過程で
水が発生します。
そのため乾燥しにくいです
床暖房や電気ストーブ、
オイルヒーターは
自ら熱を発生するタイプです。
石油ストーブや
ガスストーブのように
水は発生しませんが、
風が出ないため
乾燥しにくいです。
(近くであたると皮膚温が上がり
乾燥する可能性があります)
乾燥した空気は、
水分のあるところから
水分を奪っていきます。
ですので湿度の低い部屋は
肌もより乾燥するのです
対策として
1.加湿器を使用する
2.部屋干しをする
3.鍋や煮物などの湯気を利用する
などがあります
今は、
コロナウイルスの流行もあり
感染症対策にも加湿は
有効と言われています。
暖房機器、加湿と併用して
寒さの厳しい冬を
乗り越えましょう❄️
calmia 丸山奈奈