明日8月6日、

広島は79回目の原爆忌を迎えます。

79年前の夏。

原爆投下により

どれだけ悲惨な状況だったか

今では想像もできません。

現在の被爆者の平均年齢は

85歳を越えるそうです。

当時を知る証言者は

高齢から超高齢者であり

減り続けています。

先日、ニュース記事にて

御年90歳を超えて

初めて証言者として

立ち上がった方々が

いらっしゃると知りました。

同じ被爆経験者が

周りから居なくなったこと、

そして現在でも世界で

おこなわれている

戦争がきっかけだと

仰っていました。

封印した辛い記憶を

掘り起こすことは

私たちには想像できない程

容易いことではない

と思います。

日本の平和が

成り立っているのは

こうした方々がいてくださる

からこそではないでしょうか。

今日、常に死と

隣り合わせである国は

数多く存在します。

日本という平和な国で暮らす

私たちには、

「今日を生き延びることができるか」

と過ごす日常を

想像することしかできません。

それでも

被爆者の方々が

伝えてきてくださったことを

次の世代に伝えることが

できるのは

若い世代であり、

被爆地で生まれ育った

私たちです。

まずは「知る」ことが

私たちの平和への第一歩

なのかもしれません。　

今の私たちにできること。

考えながら

ひとつひとつ

おこなってまいります。

今の日常が

100年先も続きますよう、

そして全ての世界で

争いのない平和な日が

来ることを願っております。

calmia 的場千春