カルミアスタッフのブログ
昨日8月6日広島は
78回目の原爆忌を迎えました。
原爆死没者名簿には
この1年に亡くなった人や
死亡が確認された人、
あわせて5320人の
名前が書き加えられたそうです。
総勢33万9227人の名簿です。
毎年原爆の日には
平和であることの有難さや
生きていることの幸せ
について考えさせられます。
原爆についての
テレビ報道のなかで、
ある男の子が
紹介されていました。
わずか10歳である
その男の子は
ボランティアガイドとして
外国の方に英語で
原爆の恐ろしさや
悲惨さを伝えています。
被爆経験のない男の子ですが、
被爆者である曾祖母の
存在を知り、
ひとりでも多くの人に
知ってもらいたいと
思ったそうです。
知らない人に声をかけて
ガイドをすることは
容易いことではありません。
この男の子のように
二度と同じ悲劇が
おきないように
「伝えたい」
「知ってもらいたい」
そう思う力が、
未来を変えるのだと思います。
あまりに多くの命を奪った原爆。
絶対に二度とあっては
ならないことです。
原爆から78年経った現在、
被爆者の平均年齢は
85歳を越えるそうです。
被爆者から直接お話を
お聞きする機会も減っています。
若い世代である私たちが
伝えていかなければならない
ことも沢山あると思います。
今ある日常は、
決して当たり前ではありません。
世界では今現在も
戦争がおこなわれています。
一日でも早く平和な世界が
訪れることを願います。
calmia 的場千春