カルミアスタッフのブログ
悲しみや怒りを感じたとき
どのように気持ちを
落ち着かせていますか?
対処法のひとつとして、
「感情のラベリング」という
方法があります。
「感情のラベリング」とは
心理学の用語で、
自分自身が感じていることを
言語化し表現することです。
たとえば
人から言われたことで
なんとなく“もやっ”としたとき
それは具体的に
悲しい、悔しい、恥ずかしい…
など
どの感情なのか
ラベルを付け分別します。
そうして言語化することで
客観的に自分を見ることができ、
感情を落ち着かせる効果が
あるのです![]()
小さな子供が
癇癪をおこすのは
自分の気持ちが整理できず
パニック状態になっているため、
「うまくできなくて悔しいね」
などと、
気持ちやその原因を
代弁してあげることで
徐々に自分の気持ちを理解し
コントロールできるように
なるといいます。
負の感情もラベリングをして
原因を追究すると、
「悲しい」
↓
「なぜなら、
自分の考えがうまく
伝わらなかったから」
↓
「次はもっと相手が
理解しやすい言葉で伝えよう!」
とプラスに変換して
考えられるようになりました。
負の感情を無視すると
脳はその感情に気付かせようと
さらにネガティブな気持ちを
引き起こすそうです![]()
体と違い心の傷は
目に見えないからこそ、
傷ついたり怒りを感じたことを
なかったことにするのではなく、
まずは自分自身で認めてあげて
ストレスを溜め込まないように
していきましょう![]()

サポートデスク 谷本由紀



